ハイエース(レジアスエース)に乗換えてもうすぐで3ヶ月。ようやくベッドが完成したので記録に残しておきます。
写真が殆どありませんがご了承下さい。
自作するにあたり以下の点に絞り工法を検討。 安く、簡単である事 自転車等を載せる機会にも対応出来る事 ネットで色々検索して見付けたのが鋼製束を使用した方法。
ベッドの基礎の部分を作る
これが条件に合うと思い早速材料集め開始。
土台部分に必要な材料
鋼製束 4本
2×4材 2本
これだけあれば先ずは土台部分が完成します。2×4材は1500㎜にカットしてもらいました。
鋼製束を車体に固定
鋼製束の土台部分に穴が開いてこれを利用して車体に固定するのですが径が合わず会社で穴を新たに開けました。リアハッチ側はタイダウンフックのボルトをそのまま利用、後席側は長いボルトに替えました。
束に2×4材を渡しコーススレッドで固定すれば完成。
この後、なんとなく気になったので家にあった水性ペンキで塗装しました。
ベッドの天板を作る
次は天板。 安くて強度のある構造用合板を使用します。
一応車内なので低ホル F☆☆☆☆ のを使用。
コレをイメージして作ります。
またまたホームセンターのカットサービスを利用して450×1500 4枚にカット。
三分割仕様にするつもりでしたがそれだとコンパネが3枚必要。しかも3枚目は半分くらい余りが出そう。
低コストで作ることが第一条件。コンパネ2枚で済む四分割仕様にしました。これが一番無駄がない。
型取り
あらかじめ車内の寸法採りをし簡単な図面を起こし、これまたホームセンターの工作室でジグソーを借りてカット。カタログの車内寸法図が結構役に立ちました。
コーナーや内装の出っ張り等の型取りは鉛筆を持った手を内張りに沿って動かし、ダンボールに写していき型紙を作成、 改めてコンパネに書き写すといった感じでおこないました。
カット後、実際に載せてみると12㎜のコンパネですが人が乗るとたわみ、強度に不安がありました。
そこで垂木を買い足し補強。これで殆どたわむ事はなくなりました。
天板の仕上げ
そして最終工程です。
ウレタンチップ 厚さ20㎜
ビニールレザー
スプレー糊
タッカー
天板の仕上げに使用した材料はこれだけ。ビニールレザー以外はすべてホームセンターで揃えました。
コンパネより5ミリほど大き目にウレタンチップをカットしスプレー糊で接着。
ウレタンチップをカットする際は外でやった方がいいですよ。結構カスがでます。
ビニールレザーをタッカーで留めます。
買う際、サイズを間違え足らず手芸屋に再度買いに走りました。
完成!
ベッド下はこんな感じ。
初めてにしては上出来。
ウレタンチップも厚みのあるものにしたので寝心地も最高です。 うちの銀マット+インナーマットのテント内より寝心地いいです。ナローなので家族五人での車中泊は無理かもしれませんが釣行遠征やらキャンプの雨撤収時の子供の避難場所として使えそう。
気になる製作費用は
ちなみに製作費は木材カット料込みトータルで¥17,757
ビニールレザーの寸法間違えで無駄な出費が有りましたが思ってた以上に安く出来ました。
以前から欲しかったインパクトドライバーをこの機会に購入しましたがこの金額には含んでいません。
まとめ
今回、簡単・低コストを条件に製作しましたが、思っていたより上等なものが完成しました。
よくみると若干隙間があったり仕上げの甘さが目に付きますが使うのは自分達だけですし、寝るだけと考えたら十分です。
ベッドを設置したことで荷室スペースが上下2分割され、使いやすくなったのは想定外でした。