VOXYに乗り換え早2ヶ月。
乗用車ってこんなに快適なんだと実感しております。
いままでハイエースマンセー的な記事ばかり書いていましたが、今回はハイエースからミニバンに乗り換えてわかったハイエースの欠点を書きたいと思います。
ファミリカーとして購入を検討している方の参考になればいいなと思います。
ちなみに私が乗っていた4型S-GLナロー2駆での感想です。4駆やワイド、ワゴンだとまた違うかもしれませんのであしからず。
乗り降りが大変
キャブオーバーであるが故、運転席はタイヤの上に位置していますので乗り降りが大変です。
乗り込むときは思わず「ヨッコラショ」という声が出てしまいます。
降りる際はシートから滑り落ちるような感じで降ります。
どちらも広いスペースがあれば楽ですが、隣に車がいて狭いときは結構しんどいです。
乗り降りが大変なのは運転席だけではありません。
後席もフロアから地面まで高さがあるのでチャイルドシートに子供を乗せるのも一苦労です。
女性はスカート厳禁。ミニスカートなんか履いていた日には周りの男性の注目の的となるかも。
あと、雨の日の乗り降りも注意。ステップにかけた足が滑ってヒヤッとしたことが何度か有りました。
夏暑く冬寒い
夏は運転席下にあるエンジンの熱で車内がすごく暑くなります。
エンジンを切った瞬間からぐんぐん温度が上昇するのがわかる。
窓の面積も大きいので尚更です。
私は日差し対策で荷室側の窓はずっと車中泊用のサンシェードを付けていました。
スモークを貼る予定の方は断熱フィルムをおすすめします。
冬は冬でどこからともなく冷気が来て足元が冷えます。また、ディーゼルはエンジンが温まるまで時間がかかるのでなかなか温風が出ません。
極端すぎるリアエアコン・ヒーター
スーパーGLは前席オートエアコン、リアエアコン+ヒーター標準装備ですがこれがまた曲者。運転席は快適なのですが問題は後席。
リアクーラーは冷えすぎて寒い。けど切ると暑い。うちは息子が暑がりで娘は寒がり。結構喧嘩が勃発していましたね。
リアヒーターも同じ。かければ暑い。切れば寒い。
もう少し温度調節ができればいいんですけどね・・・。
乗り心地が良くなったとはいうものの
4型から幾分乗り心地は良くなったものの突き上げがなくなった訳ではありません。
そもそもリーフ形状が見直されたのは2駆だけ。4駆は変わりません。
乗り心地対策でヘルパーリーフが逆反りになったとはいえ、1t積む事を前提で設計されているので荷室が軽い場合、細かな凹凸を拾い結構揺れます。乗り物に弱い人は結構辛いと思います。
なんならちょっと足が柔らかくなったおかげでロールがひどいです。
硬いのか柔らかいのかどっち何だっていう足廻り。板バネに乗用車のような乗り心地を求めてはいけません。
まぁそのおかげて安全運転になりましたが。
私が一番辛かったのは速度が乗った状態での凹んだ道を走るとき。
ガツンという衝撃がかなり腰にくる。軽い腰痛持ちには地味に辛いです。
長距離もある距離を超えてくると腰に来ますね。
長距離をよく走るという方はシートをレカロに替えることをおすすめします。
ワゴンも乗った事が有りますがワゴンは逆に柔らかすぎて気持ち悪いです。
車検が地味に面倒くさい
バンの車検は初回2年、以降1年。一回の車検で掛る費用はだいたい7万前後。
トータル費用としては乗用車と変わらない位ですが、毎年車検が来るというのは結構面倒くさいです。
陸運局に持ち込むにしても半日以上は潰れますし。
最後に
今回はハイエースの欠点を挙げてみましたがこれらって結局、商用車だから仕方ない事なんですよね。
ただ、この欠点に目を瞑ればミニバンには無い、広大なベッドスペースが得られアウトドアライフは幅が広がるのは間違いないです。
これから購入を検討されている方はよくよく考えてくださいね。
我が家はライフスタイルの変化でまたミニバンに戻ってしまいましたが、また乗れたらいいなー